以前から、収納のことも考えた、家づくりの提案を
していきたいと思っていたこともあり、飯田先生の
本は読んでいたのですが、福山で『本物の整理収納術』
セミナーがあるということで行ってきました。
飯田先生はTV出演や著書も多数あり、収納の世界では
パイオニア的な存在の方です。
整理収納の考え方や実践方法を理論的に分かりやすく
説明していただきました。
約2時間の講義でしたが大変勉強になりました。
「整理収納は生き方そのもの」
「片づけやすい家は幸せな人生につながる」
という言葉が印象的でした。
先日テレビで収納コンサルタントの近藤麻理恵さんが
出演されてましたが、基本的には飯田先生と同じ
ような内容のことを話されてたことを思い出し、
やっぱ元祖は飯田先生かなとも思ってしまいました。
お客様に建築的な収納の事を、もっと具体的に提案
できるよう、もう少し勉強していきたいと思いました。
講義の内容まとめ
■整理収納の目的 持ってる物を有効に使うため
■快適な住まいの3つのキーワード 掃除 インテリア 収納
■飯田式整理収納システム
整理(捨てる)
指定席づくり(置き場所、入れ方を決める)
片付け(出したものを戻す)
■指定席の決め方 まず置き場所を決める→入れ方,入れ物を決める
■出す→使う→戻すを簡単に=ラク家事
片付けが楽か面倒かを知る数値
収納指数=歩数+アクション数
■一生散らからない「モノが片付く5つのステップ」
Step1 物を持つ基準を自覚する
あなたにとって幸せとは何ですか?
いる? いらない?の判断基準
Step2 不用品を取り除く
①1回15分
②取り除く場所を限定
③全部出さない
Step3 置く位置を決める
使う場所が最適な置き場所
例えばリビングで誰が何をして過ごす?それに使うモノがリビングの収納物
入れる場所は2種類
A造作の収納(クローゼット・物入れ・押入れなど)
B置き家具
使用頻度が多いモノほど使う近くに指定席を
Step4 入れ方を決める
家具選びでラクラク収納になる
すべて1アクションにするには
棚、奥行に注意 可動棚板
引出 重ねない 立てる 仕切る→深さを考える
吊るす ハンガーにかける・フックに吊るす
Step5 快適収納の維持管理
使ったら戻す
無闇にモノを増やさない
※片付かなくなったらStep1からまた実行
■片付け上手の前提
面倒なことは続かない
見えないモノは忘れる